第199回知的財産マネジメント研究会(Smips)

第199回知的財産マネジメント研究会(Smips)
日時:2018年11月10日(土) 場所:政策研究大学院大学5階 参加費:無料

開催プログラム(どちらの分科会・セッションに出席しても結構です。事前登録等は一切必要ありません。一部分だけの参加でもかまいません。)
※詳細は随時更新いたします。

※ 午前中は、同じ建物の「4階研究室4A」にて、「日本知財学会 第28回定例研究会 知財教育と企業の人材育成の接点」(知財教育分科会担当)が開催されます。
 【日 時】 2018年11月10日(土)9時30分~12時
 【場 所】 政策研究大学院大学 4階研究室4A
 【講演者】 菊池 純一 様(青山学院大学)
       上野 翼 様(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
       本江 哲行 様(国立高等専門学校機構)
◎参加申込方法など詳細は、WEBサイトをご覧ください。
https://www.ipaj.org/bunkakai/teireikenkyukai/event/kenkyukai_20181110.html
 
★13:00-14:30 セッション1:いずれかお好きなものにご参加ください
  
○ 産学連携によるイノベーション分科会 (山本貴史)
    テーマ:大学から産業界への技術移転やスタートアップ支援の際に設定される新株予約権について
  
○ 特別セッション(日本知財学会知財学ゼミナール共催)
    テーマ:マシンラーニングを利用し、自社技術の新用途を見出す技術とは
    講師:波多野 薫 様(Clarivate Analytics 学術情報事業営業部 シニアカスタマーコンサルタント)
【内容】今回は、学術文献のデータベースであるWeb of Science等を提供している事業者であるClarivate Analytics社の波多野様に、特許と学術文献のデータを活用したトピックモデル分析の事例として、「マシンラーニングを利用し、自社技術の新用途を見出す技術とは」についてお話しいただきます。
※ 冒頭に、オープニングスピーチ:「データとAI関連の知的財産保護をめぐる最近の日本の法改正の動向」
  スピーカー:隅藏康一(政策研究大学院大学教授)
 
★15:00-16:30 全体セッション
    テーマ:モノづくり企業を活性化する4つの秘訣~ネジザウルスGTの開発から得られた「MPDP」
    講師:高崎 充弘 様(株式会社エンジニア 代表取締役社長)
    特許戦略工学分科会による企画です。
講演者プロフィール:1955年、兵庫県神戸市生まれ。東京大学工学部卒業後、三井造船株式会社に入社。83年、米国レンスラー工科大学修士課程卒業。87年、家業の双葉工具株式会社(現エンジニア)に入社。2004年より社長。02年に発売した「ネジザウルス」シリーズを累計250万丁の大ヒット工具に育て上げられました。13年、黄綬褒章を受賞され、その後も、内外の数々の賞を受賞されておられます。また、13年より、一般社団法人知的財産教育協会に設置された「中小企業センター」の初代センター長も務めておられます。株式会社エンジニアは、1948年創業のプロフェショナル用工具メーカー。本社・大阪市東成区。ご著書:「ネジザウルスの逆襲」日本実業出版社
 
★17:00-18:30 セッション2 :いずれかお好きなものにご参加ください
 
○ 特許戦略工学分科会 (片岡敏光・赤間淳一・安彦元・久野敦司・岡崎邦明・永井隆)
    メインテーマ:人工知能AI時代の成功戦略 ―ネジザウルス成功事例に学ぶ―
    サブテーマ:MPDP理論を人材気質分析の観点から考える
 発表者:岡﨑 邦明 オーガナイザー
 全体セッションでの高崎様の講演を受けて、特許戦略工学分科会が、長年研究してきました知財人材に関する気質分析の観点から、MPDP理論を考えてみるということで、下記のプログラムを用意させていただきました。
 岡崎当分科会オーガナイザーから、気質分析の概要とMPDP理論に関係しそうな人材の気質分析結果の事例、例えば、
M マーケティング 潜在ニーズ ➡ マーケティング関係の分析例
P パテント    知財戦略  ➡ 知財関係の分析例
D デザイン    設計    ➡ 設計関係分析例
P プロモーション 広報活動  ➡ 広報関係の分析例
*他に、イノベーション関係者の分析例があります。
について発表していただき、その後、それを基に参加者によるディスカションを行います。
ディスカションには、全体セッション講演者高崎様もご参加くださいます。
またとない機会ですので、ぜひ、ご参加ください。
 
○ エンタメと知財分科会 (新井秀美)
    テーマ:クラフトビールの現状とレシピの共有
    講師:沖 俊彦 様(CRAFT DRINKS 代表)
 酒税法により自家醸造ができない日本のクラフトビール市場。一方、アメリカではホームブルワーがレシピを共有し、技術を切磋琢磨しています。お料理でもレシピそのものには著作権がないと言われていますが、レシピを公開することにどのような効果があるのでしょうか。レシピが公開されオープンソース化されていることでクラフトビールカルチャーがどのように発展してきているか、世界に通用するクラフトビールのスタートアップは生まれるのか、日本における自家醸造(ホームブルー)について詳しくお話しをお伺いします。
※ CRAFT DRINKSホームページ http://craftdrinks.jp/
※ 当会は講義中も端的にご質問いただくなど参加者からの積極的な議論を歓迎しています。
※ 講義のあと、沖様オススメのビールをふるまっていただく懇親会(有料)を開催予定です。大まかな人数把握のため、Facebookアカウントお持ちの方はこのイベントへの参加を教えていただけると幸いです。
https://www.facebook.com/events/1866279656819809/
 
○ 産学連携分科会(長壁健・鈴木睦昭・杉浦美紀彦・林聖子・矢上清乃)
    テーマ:情報知的財産の保護の課題と戦略〜 ビッグデータ、AI、IoT等各種情報知財の保護と産学連携の在り方を考える〜
    講師:馰谷 剛志 様(山本特許法律事務所)
    ※日本知財学会 大学発イノベーション分科会と共催です。
 今回は馰谷 剛志 先生(山本特許法律事務所)をお招きし、情報知的財産の保護の課題と戦略をテーマにご講演いただきます。ビッグデータなどの情報知財ですが、IT的側面というより複合側面(特に医療やバイオのビッグデータの切り口)からの問題提起などをお話しいただきます。皆様のご参加をお待ちしております。
 
※ 今回はお休みの分科会
○ 法律実務(LAP)分科会 (足立昌聡)
○ 知識流動システム(KMS)分科会 (西村由希子・天元志保・長壁健)
○ 知財キャリア分科会 (上條由紀子)