第121回知的財産マネジメント研究会(Smips) 開催概要
日時 2011年1月15日(土)
★13:00-14:30 セッション1
○ 2020分科会(オーガナイザー:山本貴史):講義室 F
10年後の日本のBestシナリオとWorstシナリオを分ける分岐点は何か?というテーマでディスカッションしたいと思います。
★15:00-16:30 全体セッション 講義室L
テーマ:特許制度の根本問題とコモンズ的制度の可能性
講師:幡鎌博 様(文教大学 准教授)
(日本知財学会知財学ゼミナールとの共同開催となります)
★17:00-18:30 セッション2
○ 特許戦略工学分科会(オーガナイザー:赤間淳一・片岡敏光・安彦元・久野敦司):講義室 Fテーマ:総括・格成分数
講師:安彦元 様(ミノル国際特許事務所)
内容:1)格成分数研究の動機 2)パラメータとしての格成分数の開発の物語 3)その後の格成分数の研究史 4)格成分数というパラメータを理解する
格成分って何?格成分数から何が分かるか?特許請求の範囲の記載から格成分数を算出する 5)格成分数と技術的範囲の広狭の相関性の検証 6)格成分数による特許分析の実例紹介 7)格成分数を使用した知財コンサルティングツールへの可能性 8)格成分数の研究における今後の展望
○ 産学連携分科会(オーガナイザー:長壁健・鈴木睦昭・杉浦美紀彦・林聖子・矢上清乃):講義室 L
テーマ:コモンズについてのディスカッション
(日本知財学会ライフサイエンス分科会との共同開催となります)
講師:笹月 俊郎 様(独立行政法人 科学技術振興機構 イノベーション推進本部 知的財産戦略センター戦略企画グループ 調査役)
テーマ:科学技術コモンズについて」
講師:畑田康司 様(サイエンスコモンズ翻訳プロジェクト(SC.jp))
テーマ:サイエンスコモンズ翻訳プロジェクトについて
コメンテーター:鈴木睦昭(国立遺伝学研究所 知的財産室 室長)、隅藏康一(政策研究大学院大学 准教授)
知的財産の共有化に関して参加者の知見が深められ活発な討論ができました。