2020年1月19日(日)、港区のSHIBAURA HOUSEを会場に、発明・発見教室「生きものから学ぼう!」を実施し、未就学児童および小学生とその保護者 計約40名が参加されました。
今回の講師は、大渕 希郷(おおぶち まさと、科学コミュニケーター)さん。生きものの不思議な生態について教えてもらいながら、工作ワークショップを通じて、自然から不思議を見つけて、それを人間の役に立つ・生活を便利にしてくれるモノづくりに活かす「バイオミメティクス」の取り組みについて、参加者に知ってもらいました。また、クイズを通じて、生きものの特徴を活かした新幹線の形や部品、日用品、住宅の外壁材などの発明を紹介しました。
お話の後に行った工作ワークショップでは、グライダー型の種を遠くまで飛ばす植物「アルソミトラ」(左写真:KMS撮影)を紹介し、これをまねた紙製のグライダーを、一人ひとりが遠くまで飛ぶ工夫を考え、試しながら製作。
これらを通じて、さまざまな生きものを観察し、それを便利な道具にするための試行錯誤や発明の素晴らしさを実感してもらいました。
※この活動は、「子どもゆめ基金」の助成を受けて実施されました。