2018年6月30日、江東区・東川小学校にて発明・発見教室「生きものから学ぼう!最新のネイチャー・テクノロジー」を実施し、1~6年生までの小学生・約40名とその保護者 計約50名が参加されました。
生きものには、そのかたちや能力の仕組みに、おどろくような特徴を持つものたちがいます。それらを見ならって「便利!」「美しい!」といった技術を生み出す研究が進められています。これを“ネイチャー・テクノロジー”と言います。
今回の「発明・発見教室」では、サイエンスコミュニケーターでKMS フェローの大渕 希郷先生から、生きものの不思議な生態について教えてもらいながら、自然から不思議を見つけて、それを人間の役に立つ、生活を便利にしてくれるモノづくりのヒントにした発明のすばらしさについて、子ども達にわかりやすくお話しました。
また、東南アジア、オーストラリア、南アメリカに生息する植物「アルソミトラ」の、風の力だけで遠くまで飛ぶ種を間近で観察し、同じように遠くまで飛ぶグライダーを紙で作ってみるワークショップも行いました。それぞれが工夫を凝らし、文字通り発明の“種”に気づくものとなりました。
▲参加者が書いてくれた「おたよりはがき」(「おたよりはがき」は、今回知ったことで、家族や友達に伝えたいことを書いてもらうものです)