KMS分科会では、産学連携分科会と共同で、2018年5月12日に開催予定の第195回知的財産マネジメント研究会(Smips:スミップス)全体セッションを下記のように企画します。
Smips初参加の方も歓迎します。皆さまのご参加をお待ちしております。
『データサイエンスとゲノム医療』
■日時 2018年5月12日(土)15:00~16:30
■会場 政策研究大学院大学(GRIPS、東京都港区六本木7-22-1、アクセス)
■主催 知的財産マネジメント研究会(Smips)
■参加費 無料
■事前参加申込み 不要
※当日GRIPS1階または3階入口の警備室にて「Smips参加者」とお申し付けください。
■定員 100名
■講師
株式会社Xcoo(テンクー)代表取締役社長 CEO 西村邦裕様
[略歴] ※同社Webサイトより抜粋。
2001年 東京大学工学部機械情報工学科 卒業。2006年 東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻 博士課程修了。 博士(工学)。同大学の研究員・助教を経て、2011年に株式会社テンクーを創業し、代表取締役社長に就任。大学では、遺伝子発現やコピー数多型およびNGSのデータ解析などを行い、その成果はNatureなどの著名な論文誌に多数掲載された。ビジネスの分野でも、Microsoft Innovation Awardなど受賞多数。専門は、情報の可視化、バイオインフォマティクス、ヒトゲノム解析、バーチャルリアリティ。
■モデレーター 隅藏康一様(GRIPS 教授、Smips主宰者、一般社団法人 知識流動システム研究所 監事)
【講演概要】
DNA配列を理解することで、疾患の根底にある原因を理解できる時代になりました。
さらに、次世代シーケンシング(NGS)によって、数千から数百万ものDNA分子を同時に配列決定可能となり、一人ひとりの医療に活かされようとしています。
しかし、その成果の利活用には、ゲノム情報をどう読み解くかが課題となります。
ゲノムの変異情報を文献等知識データベースと照らし合わせ、必要な医療処置の選択に資する患者個人に最適化された情報へ仕上げる・再構築する作業です。
今回のSmips全体セッションでは、データサイエンスの側面から、「現場の意思決定をサポートするインタフェース」デザインについて、また、Xcoo・西村氏の目線から捉える「データサイエンスとゲノム医療」の展望などをお話しいただきます。