第119回知的財産マネジメント研究会(Smips) 開催概要
日時 2010年11月13日(土)
★13:00-14:30 セッション1
○ アグリビジネス分科会(オーガナイザー:塚田周平・島田宝宜):講義室 I
これまで検討してきた農業経営シミュレーションを形にするための、簡単なたたき台としてjavascriptを使った簡単なファイルを作りましたので、それに適応させるパラメータや必要要素などを検討しました。
○ Law and Practice(LAP)分科会(オーガナイザー:足立昌聡・浅見隆行):講義室F
法律実務について、基礎的なところからを、対象とする分科会です。
★15:00-16:30 全体セッション:講義室L
テーマ:日本の医療関係特許審査と先端医療
講師: 石埜正穂 様(札幌医科大学附属産学・地域連携センター知的財産管理室長・弁理士 医学部衛生学講座准教授)
★15:00-16:30 基礎知財セッション:講義室 F
ライセンス契約の「基礎の基礎」(オーガナイザー:足立昌聡)
なぜライセンスをするのか(受けるのか)に立ち返りつつ、ライセンスするとはどういうことか、その効果などの基本的なことを議論していきます。個別具体的な詳細な事案検討ではなく、簡単なケースを扱いました。
★17:00-18:30 セッション2
○ 特許戦略工学分科会(オーガナイザー:赤間淳一・片岡敏光・安彦元・久野敦司):講義室E
テーマ:TRIZ活用の知財戦略
講師:片岡敏光オーガナイザー
なぜ、TRIZは知財活動に役立つのか、TRIZを知財活動に役立てることができない企業はどこが問題か、事業戦略・研究開発戦略・知財戦略の「三位一体経営」を実現するにはどうすればよいのかなど、皆さんと一緒に考えました。
○ 知財キャリア分科会(オーガナイザー:上條由紀子・楠浦崇央):講義室F
ゲスト:深澤元博 様
高校時代からシリコンバレーに在住、学生時代に起業もご経験され、オーストラリアにてユニシス勤務、シリコンバレーにてデロイトに勤務され会計監査のご経験を積み、現在は日本に一時帰国されて静岡県沼津地域の地域活性化に関する活動をされている深澤元博様にお越しいただき、御講演頂きました。深澤様のユニークなキャリアについてお話を伺うとともに、海外から見た日本とは?グローバルな競争の中で日本が、そして日本人が、どのように行動していくべきなのか?参加者の皆さんとともにディスカッションしました。
○ 知識流動システム(KMS)分科会(オーガナイザー:西村由希子・丸幸弘):講義室 I
KMSは、その「知識」を「流動」させることで、一般人と大学・企業間の知識の差を埋め、さらには「知識社会」を活性化させるため、より、「知識」が流動しやすい仕組みをさまざまな角度から研究・提案しています。具体的な活動としては、小学生を対象とした絵本を使った知財教育への提案や、 Website (https://www.smips.jp/kms/)を使った研究者と子供達との双方向コミュニ ケーションシステムの構築を行っています。