第125回知的財産マネジメント研究会(Smips)

第125回知的財産マネジメント研究会(Smips) 開催概要
日時:2011年6月11日(土) 場所:政策研究大学院大学5F 参加費:無料

★13:00-14:30 セッション1
○ 2020分科会(オーガナイザー:山本貴史) :講義室 F
   テーマ:ITやクラウドで10年後の社会はどう変わるか
   講師:櫻井豊 様(シスコシステムズ 政策・CSR推進部 政策担当シニアマネジャー)
 スペシャルゲストスピーカーの櫻井豊様に、クラウドやITを題材として、通信技術の発展普及により10年後の社会や仕事や求められる人物像がどうなるかというお話をしていただきました。
 
★15:00-16:30 全体セッション 講義室 L
   テーマ:特許になる発明の創り方
   講師:川北喜十郎 様(川北国際特許事務所 弁理士)
      (特許戦略工学分科会による企画)
 知財は思想としての創作物であるがゆえに理解や取り扱いが難しいものですが、今回は多くの発明サンプルやイメージを使って視覚的に創作法が紹介されました。楽しみながら発明の創り方を実感することができました。講師は、これまで、学校や中小企業セミナーでこの創作法を紹介しており、知財に関する社内教育や学校教育にも有効な方法論であることが確認できました。
 
★17:00-18:30 セッション2 
○ 特許戦略工学分科会(オーガナイザー:赤間淳一・片岡敏光・安彦元・久野敦司):講義室 L
   最初1時間:「特許になる発明の創り方」ワークショップ版
   ゲスト:川北喜十郎 様(川北国際特許事務所 弁理士)
引き続き、川北喜十郎様を迎えて、全体セッションの議論を続けました。
   後半30分間:格成分数に関する研究発表(日本知財学会年次大会)の予告
 
○ 産学連携分科会(オーガナイザー:長壁健・鈴木睦昭・杉浦美紀彦・林聖子・矢上清乃):講義室 F
   テーマ:医薬品産業から見た日本の行方
   講演者:櫻井満也 様(日系製薬企業)
 製薬業界の入門的な解説から始まり、製薬企業の戦略、創薬系バイオベンチャーへの視点、業界の現状と「これから」等について、講演者の私見を交えてお話しいただきました。「製薬業界の入門的な話」から、「これからの製薬業界はどうなるのだろう」ということまで、製薬業界にあまり馴染みのない方、就職先として製薬業界も考えておられる学生の方々、はたまた製薬業界にどっぷり浸かっておられる方々にとっても、興味深い内容となりました。