2001年度 研究会概要 |
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研究会開催日
場所
毎回のスケジュール
分科会
2001年
・4月21日(土)
・5月19日(土)
・6月23日(土)
・7月14日(土)
・8月25日(土)
・9月22日(土)
・10月13日(土)
・11月23日(祝)・24日(土)に拡大版シンポジウム「産学連携・知的財産ワークショップ」を開催(場所:東大先端研)、
・12月15日(土)
2002年
・1月26日(土)(この日だけ場所が東京大学先端科学技術研究センター13号館3階講堂で行いました)、
・2月23日(土)
・3月23日(土)
場所
東京大学先端科学技術研究センター 4号館2 階
講堂・小会議室(
地図
)
2001年度は、「基礎コース」、「招待スピーチ」、「分科会」の三本立てで研究会を行いました。
10:00−12:00 ライセンス・アソシエイト分科会(学生対象の少人数形式)
13:00―14:00 基礎コース
初心者を対象に、知的財産権とは何か、技術移転とは何か、といった基礎的な解説を行いました。
・特許法及び関連法の演繹的学習<テキスト><図> (戸次)
・特許流通の基礎(隅藏) テキスト:『工業所有権標準テキスト 流通編』(企画:経済産業省特許庁、制作:日本テクノマート)
14:00−15:30 招待スピーチ
毎回、様々な分野で活躍中のゲストを招待して、知的財産マネジメントに関する話をしていただきました。
15:30−16:00 休憩・自由な情報交換
16:00− 分科会
(1)バイオ分科会 オーガナイザー:東大先端研・隅藏康一
(2)技術移転計画事例討論(材料・環境・エネルギー分野) オーガナイザー:東大先端研・渡部俊也
(3)ライセンス・アソシエイト分科会 (学生対象
) オーガナイザー:CASTI・山本貴史
の 3つの分科会が開催されました。
(1)バイオ分科会:バイオ産業に関する様々なトピックスについてディスカッションしました。
5月19日 日米医療制度の比較
6月23日 医薬開発と遺伝子特許
7月14日 リサーチ・ツールのライセンシング
8月25日 マテリアル・トランスファー
9月22日 知的資産価格の高騰と製薬企業
10月13日 遺伝子診断ビジネス
12月15日 注目判例および特許から考えるバイオ特許戦略
1月26日 欧州のバイオビジネス(ドイツを中心に)
2月23日 バイオテクノロジーの発展と特許制度(均等論を中心に)
3月23日 再生医療における知的財産戦略
(2)技術移転計画事例討論
学会発表などで公開された技術を事例として、どのような特許出願戦略をとるのか、どのような技術移転計画を立てるべきかについて、技術の特性や応用される産業分野の属性、さらに技術の産業化スキームの属性などを判断して議論を行いました。
このような事例による討論の基礎になる知識としては、
1)技術の本質と応用を理解・洞察すること
2)特許法や特許実務に関する知識
3)契約・法務に関する知識
4)当該産業分野の市場構造に関する知識
5)事業企画力
等が要求される複合的な課題です。今年度に関しては、特に技術分野を材料・環境・エネルギー分野に限って討論を行いました。
(3)ライセンス・アソシエイト分科会
ライセンス・アソシエイトを志す学生を対象として、ロール・プレイング形式で行う分科会です。